あぐらをすると腰に負担がかかる
あぐらをかくと腰が痛くなりませんか。
注意して下さい!
あぐらは、腰に負担がかかりやすい姿勢なので、
腰痛になりやすいんです。
姿勢と腰への負担について
よくある日常の姿勢や動きを、
腰に負担がかかりにくい順番で書いてみました。
下に行けば行くほど、色が濃くなるほど、
腰に大きな負担がかかる、腰痛になりやすいと表してみました。
仰向けに寝る(←腰への負担が1番軽い)
横を向いて寝る
立つ
椅子に座る
正座
深くお辞儀をする
あぐら
この様に、あぐらをかくことが、腰に1番力がかかります。
確かにあぐらをしている時は、
腰も丸まって猫背になりやすいですね。
こたつや畳で過ごす時は、
あぐらをかくのではなく、
足を伸ばせる座椅子を使うか、
クッションを使ったり、
正座をしたりすると良いでしょう。
腰痛になりやすい動きや姿勢
その他、日常生活の中で、
腰痛になりやすい動きや姿勢を、書いてみました。
具体的には、体の片側の筋肉だけを使っている動きや姿勢です。
・椅子に座る時、足を組んで座る。
・立っている時、片方に重心をかけている。
・テレビを見るとき寝ながら見たり、顔だけ向けて見る。
・カバンを持つ時片側だけかけていたり、
片方の手だけ使っている。
※椅子に座るときの姿勢については、
こちらで書いてます。→ デスクワークで腰痛を予防する3つの工夫
これらの動きや姿勢は、片側の筋肉だけ使うものです。
もう片方の筋肉は、使われないことになってしまいます。
使われない筋肉は、衰えてしまい、
血流も悪くなり、老廃物質も
うまく排出されなくなります。
そのことで筋肉のコリを生み、
固くなった筋肉のために、
血流が悪くなるという悪循環を
繰り返してしまいます。
筋肉のバランスも悪くなると、骨格も歪みます。
さらにその歪みを治そうとして、
筋肉が緊張してしまいます。
姿勢が悪くなると、
さらに腰痛が悪化するのは
このためです。
さらに、ものを持ちあげるときの持ち上げ方ですが、
腰が丸まった状態で持ち上げてはいけません。
・猫背にならずに腰を伸ばして待つ。
・出来るだけ持ち物を体に近づけて持ち上げる。
・いきなり持ち上げるのでなく、一呼吸おく。(筋肉の準備ができます。)
日常生活の中で、腰に負担をかける姿勢や動きを避けるだけで、
腰痛を予防をする事ができますね。